退職金の受け取り方は3種類

退職金の受け取り方は、「退職一時金」か「退職年金」か「退職一時金と退職年金の組み合わせ」のどれかを選べます。
■「退職一時金」は、税制上は「退職所得」として、他の所得と合算されずに分けて課税(分離課税)
■「年金」は、「雑所得」として課税(総合課税、源泉徴収)

<退職一時金のメリット・デメリット>
退職金を一時金で受け取る場合のメリットは税金面での優遇が大きいと言えます。退職所得の計算では、勤続年数に応じた退職所得控除を差し引くことができるので、退職所得控除の範囲内であれば、税金はかかりません。
一方、デメリットとしては、大金を手にしたことで気が大きくなり、つい使い過ぎてしまうリスクが考えられます。また自分で運用しても資産を減らすリスクがあります。

<退職年金のメリット・デメリット>
年金のメリットは受け取り総額が一時金よりも多くなる点です。これはまだ受け取っていない分の年金原資を予定利率で運用すると想定した場合の運用益部分が上乗せされるためです。また一時金受け取りのようなつい使い過ぎてしまうリスクが少ないのもメリットといえます。
一方、デメリットとしては、雑所得として毎年課税されます。退職金を年金で受け取る場合は、年金額に応じた公的年金等控除の対象となるため、受け取った全額が課税対象となるわけではありませんが、控除を超えた分は雑所得として毎年所得税・住民税の課税対象となり、税負担が高くなる可能性があります。また健康保険、介護保険の保険料の負担が重くなる場合があります。

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